4年制大学への編入について

シアトルカレッジから名門大学を目指す「2+2」プラン

シアトル・カレッジ(Seattle Colleges)に入学する多くの留学生の目標は、ここでの2年間で教養課程(Associate Degree)を修了し、4年制大学の3年次へ編入することです。 この「2年(カレッジ)+2年(大学)」というルートは、アメリカでは非常に一般的で合理的な進学方法です。

特にシアトルカレッジのあるワシントン州は、州内のコミュニティカレッジからの編入ルートが制度として整備されており、世界ランキング上位の「ワシントン大学(University of Washington)」へ進む道が開けています。UWの編入選考では、ワシントン州のコミュニティカレッジ出身者の合格率が70%(それ以外の学校からは21%/UW公式・2023〜2025年の3年平均)と公表されています。

シアトルカレッジを選ぶ4つのメリット

1. 授業料を大幅に節約(賢い留学)

4年制大学(特に有名州立大や私立大)の授業料は非常に高額ですが、シアトルカレッジの授業料はその約3分の1から半額です。 最初の2年間の単位をリーズナブルなカレッジで取得し、卒業資格(学位)は4年制大学のもので取ることで、トータルの留学費用を数百万円単位で節約できます。

  • ワシントン大学 (UW) の授業料: $44,460 /年(2026〜27年度・授業料+諸費用)

  • シアトルカレッジの授業料: $11,700 /年(2026〜27年度・諸費用$750は別)

    • (※2年間でおよそ$65,500=約1,015万円の差。1USD=155円換算・2026年9月16日基準)

2. 名門「ワシントン大学」への最短ルート

UWの編入選考では、ワシントン州のコミュニティカレッジ出身者の合格率が70%、それ以外の4年制・2年制大学出身者は21%と公表されています(UW公式・2023〜2025年の3年平均)。編入生のGPAは中央50%で3.26〜3.86。「州内のカレッジで良いGPAを取り、編入で入る」ことがUWへの現実的な最短ルートであることが数字に表れています。なお、UWシアトル校は後述のTAG(編入保証)の対象外で、通常の編入選考となります。

3. 単位認定の保証 (DTA: Direct Transfer Agreement)

ワシントン州には、カレッジで取得した単位を州内の大学へスムーズに移行するための協定「DTA(Direct Transfer Agreement)」があります。 シアトルカレッジで所定の準学士号(Associate of Arts – DTAなど)を取得すれば、ワシントン州内のほぼ全ての4年制大学において、一般教養課程を修了したとみなされ、学士号180単位のうち90単位が認定され、3年次からのスタートとなります。

4. 少人数制クラスで高GPAを獲得

数百人規模の講義が行われる大規模大学と違い、カレッジは1クラス20〜30名程度の少人数制です。 教授との距離が近く、質問や相談がしやすいため、編入審査で最も重要となるGPA(成績評価値)を高く維持しやすい環境が整っています。

編入保証制度 (TAG: Transfer Admission Guarantee)

シアトルカレッジは、全米23校の大学と「編入保証協定(TAG)」を結んでいます(Seattle Colleges 公式一覧・2026年9月時点)。カレッジ在籍中に大学ごとに定められたGPA基準を満たし、所定の準学士号を取得すれば、改めて選考を受けることなく編入が保証される制度です。ビザ申請時の進学先の証明としても使えます。
ただしUWシアトル校はTAGの対象外です(対象はUWボセル校・UWタコマ校)。UWシアトル校を目指す場合は通常の編入選考になります。

主なTAG提携大学(一部抜粋):

  • University of Washington, Bothell (ワシントン大学 ボセル校)

  • University of Washington, Tacoma (ワシントン大学 タコマ校)

  • Seattle University (シアトル大学)

  • Arizona State University (アリゾナ州立大学)

  • San Francisco State University (サンフランシスコ州立大学)

  • California State University, Northridge (カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校)

  • etc.

※ワシントン大学(UW)シアトル本校は、競争率が非常に高いため「TAG(無条件合格保証)」はありませんが、シアトルカレッジからの編入生を優先的に受け入れる体制が整っています。

主な編入先実績 (Transfer Destinations)

以下は Seattle Colleges が公式サイトで公表している編入実績(Transfer Acceptances)にもとづく主な編入先です。シアトルカレッジの卒業生は、ワシントン州内だけでなく、カリフォルニア州やニューヨーク州など全米の大学へ羽ばたいています。

【ワシントン州内】

  • University of Washington (Seattle, Bothell, Tacoma)

  • Washington State University

  • Seattle University

  • Western Washington University

  • Central Washington University

【州外・名門大学】

  • University of California, Berkeley (UCバークレー)

  • University of California, Los Angeles (UCLA)

  • Columbia University (コロンビア大学)

  • Indiana University (インディアナ大学)

  • Purdue University (パデュー大学)

  • Fashion Institute of Technology (FIT)


編入サポート体制

キャンパス内には「Transfer Center(編入センター)」があり、留学生専任のアドバイザーが常駐しています。

  • 個別進路相談: 履修計画の作成(どの授業を取れば編入できるか)

  • 出願サポート: 願書の書き方、エッセイの添削

  • 大学フェア: 年に数回、全米の大学の採用担当者がカレッジに来校し、直接話を聞ける「トランスファー・フェア」が開催されます。

ワシントン州のほかのコミュニティカレッジから編入する

ワシントン州では、ほかのコミュニティカレッジからも同じ「2+2」で4年制大学へ編入できます。学校によって編入保証(TAG)の提携先や得意な編入先が違うので、志望校が決まっている方は比べてみてください。いずれもLALALA Plusが運営する日本語の公式出願窓口です。

学費・立地も含めた4校の比較はトップページの比較表をご覧ください。

よくある質問

英語力が低くてもシアトルカレッジの大学編入コースに入れますか?
はい、可能です。英語スコアがない、または足りない場合は、まず付属語学学校SCIEからスタートします。所定のレベルを修了すれば、TOEFLやIELTSのスコアなしでカレッジ本科へ進学できます。
専攻が決まっていなくてもシアトルカレッジに出願できますか?
はい、問題ありません。多くのアメリカ人学生も専攻未定(Undecided)で入学します。最初の1年は教養科目(心理学、経済学、アートなど)を幅広く受講し、興味のある分野を見つけてから専攻を決められます。
シアトルカレッジからワシントン大学に編入できる確率はどれくらいですか?
ワシントン大学(UW)の公表データでは、ワシントン州のコミュニティカレッジ出身者の編入合格率は70%、それ以外の学校からは21%です(2023〜2025年の3年平均)。編入生のGPAは中央50%で3.26〜3.86です。
シアトルカレッジで取った単位は編入先でどれくらい認められますか?
ワシントン州のDTA(Direct Transfer Agreement)にもとづき、所定の準学士号を取得すると、学士号180単位のうち90単位が認定され、3年次からのスタートとなります。
最終更新日:2026年9月16日
監修:Nomimura(留学カウンセラー/オーストラリア・カナダ・アメリカで約4年の留学経験)
出典:University of Washington Office of Admissions「Transfers by the numbers」/Seattle Colleges International Programs「Transfer Admission Guarantees」「Transfer Pathways」「Transfer Success」

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